世の中の「それって変だよね」に泣き寝入りしない

松山市議会議員の池田美恵さんをご存知ですか?

私は、今みえさんの活動報告資料をつくったり、発信のお手伝いをしているのですが、みえさんと関わりはじめてから、政治のことが身近に感じられるようになってきました。

正直、「政治」に対してどちらかというと「あまり、関わりたくない・・・」「よく分からない」という気持ちを持っていた私。

それが、みえさんの大らかな人柄と、政治に関する考え方を聞いて、どんどんほぐされていきました。

そんなわけで、私が「へ〜!そうなんだ!」と感じたポイントをシェアしていく連載をはじめます。

まず初回は、みえさんが政治家を志したわけを知るべく、カフェでおしゃべりしながら進めます!

世の中にないもの→欲しい→やります!

みえさんは、なぜ議員になろうと思ったのですか?

簡単に言うと、今の世の中になくて、みんなが欲しいものがあって、他につくってくれる人がいなさそうだったから立候補したという感じです。
代わりにやってくれそうな人がいたらそれでよかったんですけど、いなさそうだったので自分が!と言う感じです。
振り返ってみたら、議員になる前からずっとなんだかそんな感じなんです、私。

どういうことですか?

私は長女を産んですぐに「自然児えひめ」という子育ての情報交換の場所を立ち上げることになったのですが、それは「なかったから」なんです。
私は「コープ自然派」と言う生活共同組合に入っていたのですが、商品が掲載されているチラシのなかに「お便りコーナー」があったんです。

よくあるやつですよね!読者が投稿するやつ。

そうです。
そこに、長女を出産してから感じたことを投稿したんです。「自然な子育てに関する情報がないです。みなさんどのような暮らしをしているんですか?」って。

今は、自然な子育て情報がたくさんあると思うのですが、当時はなかったんですか?

当時は、インターネットもなかったし、情報がぜんぜんなくて。聞けるのは病院や親世代の方から聞く、「3時間おきに授乳しなさい」とかそんな情報ばっかり。なんだか不自然に感じてしまって。
それで、コープ自然派の組合員さんだったら何か知ってるかも?と軽い気持ちで投稿しました。

すると・・・?

膨大な数のお便りがきたんです!
あまりにも膨大なので、コープ自然派の本部の方から「一度、集まってみてはどう?」と言われました。
子連れでも参加できるよう和室を用意してもらって、集まったのは約70人のママたち。

おぉ〜〜すごいですね!

こんなに需要があるなら、定期的に情報交換の場を設けてはどうか?という話になって、できたのが「自然児えひめ」でした。
その後、子育てに特化した情報交換冊子で、コープ自然派のチラシとは別に「Hug育Letter」としてつくることになりました。

今で言う「コミュニティづくり」を素でやってらっしゃったんですね〜!

当時は、子連れで行けるスポットなどのローカル情報も全くなかったので、情報交換できる場はとてもありがたいものでした。
「自然な暮らし」にまつわるエッセイが連載されたり、イベントなどを告知したい人がいれば紹介してもらったり。

楽しそう!雑誌のように編集されていたんですね。
でも、みえさん産後間もなくなのに、そんな作業よくできましたね。

私は、常に娘を抱っこしているか、ご飯つくっているかだったのですが、仲間に「子どもを抱っこしていても、口や手は動かせる!」ということに気づかせてもらいました。
お便りの仕分けとコメントを手書きしたり、しゃべったりして。相棒の友人が入力したり、編集・印刷と、アナログ作成していました。

すごいバイタリティ!!!

今でいう「炎上」みたいなこともありましたよ。
でも問題が起こったら謝りに行く→おしゃべりする→仲良くなるといういい経験もできました。

その頃から、“御用聞き”だったんですね。

世の中の「それって変だよね」に泣き寝入りしない

実は私の長女はひどい喘息もちで。
一才の頃に発覚してからは、かなり苦労しました。

喘息、軽度ですがうちの長男も持ってます。大変ですよね。

2001年から10年前ぐらいまで、私は「Naturalキッチンもりもり」というお店をやっていました。
「子育てサロン」の延長のような感じで、誰でもふらっと集まれて、お味噌汁とご飯を食べられる店。娘が、食べるものによって喘息の発作が出てしまうような子だったので、安心安全なご飯を食べられる環境づくりをしたかったんです。
自分のリビングを開放するような感覚で、ゆるくスタートしました。
社会とつながるために、何か仕事をしていたかった・・・というのもあります。

その気持ち、分かります!
娘さんは保育園に預けて働いていたのですか?

娘は保育園に預けていたのですが、喘息がひどすぎて辞めることになりました。本人が、しんどくて嫌がっていたからです。

大変でしたね。

常に酸素の濃度を測っておかないといけないほどリスクのある子でした。発作があると、すぐに深刻な状況になるので。
私と一緒にいると落ち着いていることが多かったので、一緒にいることにしました。

娘さんも幸せですね!
でも幼い娘さんと一緒にお店をやっていくのは、なかなか大変そう。

やっぱり難しかったです。
子どもをずっと店に閉じ込めていることはできないので、店をまず「予約制」に変更しました。そうすれば、お店がない日は一緒に公園に行ったりして遊んであげられるから。
でも、娘はしょっちゅう発作が出て、頻繁に入退院を繰り返していたので、
予約が入っている日も入院することになってしまい、対応できなかったり。
そんなわけで、お店は全然安定してオープンすることができませんでした。

それは・・・収入の面でも大変ですね。

すごく経済的にも苦しみました。
しかも病院代がものすごくかかったんです。
薬5000円、点滴1本5000円が、病院の診察ごとにかかって。
入院すると無料だから、「いっそのこと入院させてほしい」と何度も思いました。
でも入院したらしたで、お店に立てないし、付き添いの外食費などはもちろん実費。

うわ・・・どっちにしろ、しんどいですね。

ファミリーサポートへの依頼を考えたこともありました。でも、娘が「リスクがある子ども」ということで受け入れられませんでした。
お金も時給800〜900円でのお支払い。
働けている時間、収入から考えると、全くの赤字です。
お金で解決できるサービスもたくさんあるけれど、費用面でとても無理でした。

助けてほしい時に、助けてもらえないのって辛いですね。

おかげでたくさん考えました。
だんだん、私以外にも同じようなお母さんがいることが分かってきました。
「アレルギーで給食が食べられない」「ゆっくり学校に行きたいのにペースを合わせないといけない」「働いても、働いても、保育料で収入が消えていく」などなど、たくさんのお母さんの声を聞きました。

「自然児えひめ」の時のように、みえさんには自然とママの声が集まって来るようになっているんですね。

みんなの声を聞けば聞くほど、今の日本は、子どものために手間・時間・お金をかけられないようになっているって感じるようになって・・・。
そこで、「自分だけではできないことは、税金でやるしかない!仕組みを変えたいなぁ」って考えるようになりました。

そういう発想になるのがすごい・・・。
普通は泣き寝入りしますよ。
「保育園落ちた日本死ね!!!」が話題になりましたけど、普通は「変えよう」ってならない。

私は、「ないなら作ってみたい」「変えたら楽になるはず」
そんな風に思ってしまうのかもしれません。
それと、「子どものことをしたい!」と言って当選する議員って、すごく少ないんです。
だから、私がやるしかないのかなって思いました。

介護に税金が使えるのに、子育てに税金が使えないのはおかしい

当時は、税金を使った介護サービスがはじまった頃でもありました。
「介護に対するサービスはあるのに、なぜ子育てに向けたサービスはないの?」って思いました。

それが、みえさんが声をあげて来春からスタートが決定した「子ども医療費無料」につながっているんですね!

私自身、病弱な子どもを抱えながら、色々なことにチャレンジしてきました。
その度に、たくさんの人に助けてもらって、迷惑もかけたと思います。キッチンでは、素人経営で、たくさん助けてもらって、お客様にもがっかりさせたことも多々ありました。

色々経験して、行きついたのは、
「子どもを大事にするためには、いろんな人(社会・行政)の支援が必要」ということ。

それは、私が優秀な母でも、キャリアウーマンでも、どちらにもなれず、どちらも捨てられない、迷ってもがく母だったからです。

いろいろチャレンジして、失敗も重ねてきたみえさんだからこそ声をあげることができたんですね。

この話は、ぜひ次の記事で詳しくご紹介させていただきたいです!

落選を経て、当選

そんなわけで、はじめての選挙に挑戦したみえさんですが、最初は落選されてしまったんですよね?

その時は、あまりに無知のままチャレンジしたことを反省しました。
右も左も分からない選挙。
ママ友や、同級生、知り合い、ご近所さん、家族の友人たちにお世話になって出馬したのですが、300票及ばず、落選でした。

300票か・・・本当に惜しかったんですね。

落選した時に、たくさん応援してくれた男性が「わしの応援が足りんかった、次はいける!がんばれ!」って言ってくれて。
それを聞いて大泣きしました。
応援してくれている人がこんなにいる。
応援してくれているけれど、おおっぴらに活動できない人も中にはいて
その人たちに対して、私は配慮をできていただろうか?できていなかった・・・って。

そういった細かい配慮ができるところが、みえさんの素敵なところだと思います。

ありがとうございます。
でも、落選して思ったんです。選挙って、勝たないと議員の仕事はできない。
応援してくれた人のためにも、次は絶対に当選しないといけないって。

そして、2回目の選挙で当選し、現在2期目!!!
有言実行ですね。

当選は、応援してくださる人たちのおかげです。
有言実行はこれから。

私は、「子どものための仕事をする議員」になりたいんです。
「生活に密着した部分」の仕組み改善に取り組んでいきたいし、「すべての子どもがもれなく幸せに成長できる社会」を目指してがんばります。

いいですね!
次回、「子どもの医療費無料」に関して詳しく聞かせてください。

オマケ:なぜいけだみえは黄色なのか・・・?

ところで・・・みえさんは、なぜいつも黄色なのですか?
持ち物も全部黄色ですよね(笑)

私のテーマは、「たんぽぽ」なんです。
黄色ってハデに見えるし、大きいから「ひまわり」ってよく思われるんですが、実は「たんぽぽ」。
根っこが深く、広く伸びていて、ふんわりやさしく種を蒔く。
そんな人になりたいと思っています。

みえさんを知れば知るほど、「たんぽぽ」っぽいなぁって思います。
根っこは素朴で、やさしくって、強い感じ。
ちなみに、プライベートでも黄色なんですか?

家では真っ黒です(笑)
すぐ汚れるから。
買い物の時とかに、誰かに出会ったりしたら・・・
「なんで黄色じゃないの?残念」って言ってもらったので、
外出時は、極力黄色でいるようにしています(笑)

確かに・・・。みえさんが黄色じゃなかったら残念かも(笑)

「何かあったら、黄色の人に相談してみよう」って思ってくれたらうれしいです。

いいですね!
イメージカラーがあると分かりやすい!
私もイメージカラー作ろうかな・・・・。

みえさんのインタビューはまだまだ続きます♪
次回は、気になる「子ども医療費」について。

乞うご期待!

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